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ふけの防止

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ふけの防止


   
 ふけの防止について

 人間の体は角質層といわれる薄い皮膚に覆われています。角質層とは死んだ皮膚細胞の集まりで
 体内を外からの刺激から守ったり、乾燥から守る働きがあります。人間の皮膚は新陳代謝(ターンオーバー)により
 28日周期で生まれ変わり、新しく生まれた皮膚は28日かけて少しずつ肌表面に出てきて
 やがて角質となり、最期は剥がれ落ちます。手や顔の皮膚と同じように頭皮もこの角質層があって
 頭皮の角質層がはがれ落ちたものが「ふけ」なのです。この「ふけ」は乾燥性のふけと脂漏性のふけがあります。

 乾燥性のフケ
 女性に多く見られるタイプのふけです。乾燥が原因で頭皮が剥がれ落ちてフケになります。
 ありがちなのがフケを気にするあまり洗髪の回数が増え、それが原因でさらに乾燥を進めてしまう悪循環に陥るケースです。
 力任せに洗髪するのではなく、頭皮をマッサージする感覚でやさしく洗髪することを心がけましょう。

 脂漏性のフケ
 一般的に女性よりも男性の方が皮脂が多いため男性に多く見られるタイプのフケです。
 皮脂の分泌が多すぎて洗髪しても皮脂が残ってしまった場合に、皮脂を好む最近が増殖してしまうことが原因です。
 菌の活動が活発になると角質がはがれやすくなるのです。防止方法はできるだけ頭皮の脂分を取り除くことです。
 脂分や糖分の多い食事を控え、洗髪の際も頭皮をこすり過ぎないようにしなければいけません。
 (過度の洗髪は皮脂の分泌をさらに増やします)
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