サルでもわかる!病気の基礎知識

遠視と乱視

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遠視と乱視


   
 遠視と乱視について

 
遠視とは
 遠くから眼に入ってきた光が網膜面より後ろで像を結んでしまう屈折異常で
 遠いところも近いところもぼやけてよく見えない状態を言います。
 遠視はよく「遠くまで見える目」と勘違いされていますが眼の屈折状態としては遠くにも近くにもピントは合っていません。
 遠視の頻度は新生児100%、幼児60〜70%、小学生50%、中学生20%、高校生15%と減少していきます。

 乱視とは
 目の屈折異常のことで角膜や水晶体がゆがんで、球面でなくなることによって光の屈折がズレ、
 焦点が合わなくなる状態を指します。片目で物を見ると物が二重に見えたりします。
 (乱視の場合、夜空に浮かぶ月を片目で見るとはっきりと二重に見えたりします)
 生まれつき角膜のカーブがゆがんでいることが原因の乱視を「正乱視」といい、ほとんどの乱視がこれにあたります。
 角膜の炎症や外傷のせいで表面に凸凹が出来たために起こる乱視を「不正乱視」といいます。
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