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網膜剥離の原因

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網膜剥離の原因


   
 網膜剥離の原因について

 はじめに、網膜とはカメラに例えるとフィルムにあたる部分で、角膜・水晶体から入ってきた光が
 フィルムに相当する網膜に当たると網膜はその光を電気信号に変え、脳に刺激を与える結果、物が見えるのです。
 この網膜は10層の組織から構成されており、一番下の網膜色素上皮から網膜が剥がれてしまう
 ことを網膜剥離といいます。
 目の内部を満たす硝子体は通常ゼリー状だが、加齢により一部が液状化し、ゼリー状の硝子体が
 眼球の動きに連動して移動するようになります。その際硝子体に網膜が引っ張られると裂け目(裂孔)が
 できることがあり、この裂け目から水が入ると網膜が剥がれ網膜剥離となります。

 老化のほかにも外からの衝撃で網膜剥離になったりします。(ボクシングなどはよく聞く話です)

 網膜剥離の初期症状として小さなゴミや虫、髪の毛のようなものが見える、
 チカチカ光のようなものが見える、視力の低下、などがありますが痛みなどは感じません。
 網膜剥離はそのまま放置すると失明の危険性がありますが、早期に発見して適切な治療をすれば視力は回復します。
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