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腹部大動脈瘤の症状

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腹部大動脈瘤の症状


   
 腹部大動脈瘤の症状について 腹部大動脈瘤の症状

 動脈にコブができて、やがて大きくなる動脈瘤が腹部の大動脈にできた状態です。
 (大動脈瘤とは大動脈の一部がコブのように膨らんだ状態のこと)
 50代〜80代の男性に多く発症し、高血圧の人(特に喫煙者)に多く見られます。多くの場合、
 自覚症状がない(一般的に破裂するまで無症状なのでサイレントキラーと呼ばれている)ので、健康診断で
 偶然発見されることが少なくありません。動脈瘤から血液が漏れ出しているとひどい痛みが続き、コブが破裂した場合は
 突然の腹痛や腰痛、背中痛となり、破裂による出血がひどい場合は急速にショック状態に陥り、大出血して死にいたることもあります。

 腹部大動脈瘤は超音波検査でも発見できますが肥満で腹部に脂肪が溜まっている場合や腸にガスが多く溜まっている場合は
 はっきりとわからないこともあります。また腹部造影CTを使えば腹部大動脈瘤はほぼ100%の確率で見つけることができます。
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