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脱腸の症状

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脱腸の症状


   
 脱腸の症状について 脱腸の症状

 初期段階は立ち上がったときやお腹に力を入れたときにそけい部(太ももの付け根の部分)の皮膚の下に腹膜や腸の一部
 などが出てきて違和感を感じる程度です。柔らかい腫れができますが、指で押さえると引っ込みます。
太ももや足の付け根に
 何か出てくる感じがあります。症状が進むと小腸などの臓器が出てくるので不快感や痛みを伴ってきます。初期段階では柔ら
 かかった腫れが急に硬くなったり、ふくれた部分が押さえても引っ込まなくなったり、腹痛や嘔吐などの症状が出てきます。
 脱腸は自然回復や薬物による完治はありません。完治させるには手術しかないのですが現在は日帰り手術がほとんどで昔
 ほど体に負担になるものではありません。

 脱腸とは
 脱腸は正式には「そけいヘルニア」といいます。そけいとは太ももの付け根を言い、ヘルニアとは体の組織が本来の正しい位置
 からはみ出した状態を言います。つまり「そけいヘルニア」とは腹膜や腸の一部が本来ある場所から太ももの付け根付近の皮膚
 の下に出てくる病気を言います。
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