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切れ痔の原因

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切れ痔の原因


   
 切れ痔の原因について

 切れ痔の原因は主として便が硬い、肛門が狭い、下痢の3つがあります。

 便が硬い
 便が硬いと肛門を通過するときに、肛門の外壁が硬い便の排出によって傷つけられてしまうのです。硬い便を作り出す
 一般的な原因は便秘です。便秘になると直腸が便の水分をどんどん吸収して便がどんどん硬くなるため排便時に肛門の
 外壁を傷つけてしまうのです。また便が硬くなれば排便時にいきむため、肛門管が裂けやすくなります。

 肛門が狭い
 生まれつき肛門が狭い人がいますがこのような人は排便時に肛門管が切れやすく切れ痔になりやすいです。また平均的な
 肛門の大きさでも切れ痔を治療せずにずっと放っておくと慢性的な切れ痔(慢性裂肛)になり炎症で肛門がはれ上がって
 肛門狭窄:こうもんきょうさく(肛門が狭くなる)になってしまう可能性が出てきます。

 下痢
 便が硬いと切れ痔になると言いましたが、やわらかい下痢でも切れ痔になります。下痢になると勢いよく便が肛門を通過するので、
 そのときに肛門の粘膜が傷つきやすくなったり、炎症が起こりやすくなるのです。
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