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急性腎不全の食事

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急性腎不全の食事


   
 急性腎不全の食事について 急性腎不全の食事

 急性腎不全は何らかの原因により腎機能が急激に低下する病気です。(腎不全と言うのは病名ではなく腎臓機能が30%以下
 に低下してしまい本来の働きをすることができなくなた状態を言います)腎臓の働きが低下すると血液中にある尿素などの老廃
 物がたまり、血液や体液のバランスがとれなくなりますが、回復しない慢性腎不全と違い適切な処置を行うと元に戻ることが
 可能な病気です。

 急性腎不全の食事療法
 たんぱく質の制限・・・たんぱく質は厳しく制限しなければいけません。1日体重1キロあたりの制限量は、尿が少ない時期で
 0.2グラム、利尿期で0.5グラム、回復期で1.0グラムです。
 塩分の制限・・・1日の制限量は、尿が少ない時期ではまったくの無摂取、利尿期は3〜5グラム、回復期では5〜7グラム。
 カロリーをしっかり摂る・・・たんぱく質を制限しなければいけないので必要カロリーの摂取は大変ですが、1日体重1キロ当たり
 35kcalとり、十分なエネルギーを確保する(脂質や糖質などで補う)。
 水分を制限する・・・尿が少ない時期は特に厳しく制限しなければいけません。
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