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腎不全とカリウム

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腎不全とカリウム


   
 腎不全とカリウムについて 腎不全とカリウム

 慢性腎不全にかかっているときは、腎臓の機能が低下してカリウムが尿に排出されにくくなります。そのまま放っておくと血液中の
 カリウムが増加して、高カリウム血症を引き起こします。一般的に高カリウム血症は吐き気・嘔吐の消化器症状、しびれ感などの
 四肢の知覚異常、筋脱力感などの症状が見られ、症状が進むと心臓の障害が現れたりします。

 ただ慢性腎不全になると制限しなければいけないカリウムですがほとんど全ての食品に含まれているので料理をする時はひと工夫
 してできるだけカリウムを控えるようにしましょう。例えばカリウムは水に溶け出すので具材はゆでてから料理するようにしましょう
 (もちろんゆで汁は使わない)。またゆでる過程を経ない材料は水にさらすだけでカリウムの量を減らすことができます。

 慢性腎不全とは
 肝臓機能が低下した状態が根治できない状態に達し、最終的には尿毒症を引き起こします。症状としては疲労感、皮膚の黒ずみ
 などが見られるようになり、場合によっては精神異常や骨軟化症、出血なども見られます。
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