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糖尿病による腎不全

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糖尿病による腎不全


   
 糖尿病による腎不全について 糖尿病による腎不全

 糖尿病に伴って起こってくる腎障害を、糖尿病性腎症といいます。糖尿病になると全身の血管に障害が起こり、十分な治療を
 受けないと糖尿病になってから10年以上して腎臓の糸球体(毛細血管の塊)の血管にも障害が出てきます。糖尿病で見られ
 る腎臓の変化は、糖尿病をきちんとコントロールすることが予防になります。カロリー制限や糖尿病治療薬を用いて血糖値を
 正常化させると、初期の段階では腎症も回復すると言われています。糖尿病の食事療法としては、エネルギー制限とたんぱく質
 の量を調整することですが、腎機能が低下しているときはたんぱく質の多摂取はあまりよくないので減らさなければいけません。

 腎不全と
 腎臓(じんぞう)は血液をろ過し老廃物や塩分を尿として体の外へ追い出したり、塩分と水分の排出量をコントロールすること
 によって血圧を調整したり、骨髄の中にある細胞が腎臓から出るホルモンの刺激を受けて血液がつくられたり、いろいろな働き
 を持っています。何らかの原因でこの腎臓の機能に障害が発生している状態を腎不全といいます。
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