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腎臓病の食事

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腎臓病の食事


   
 腎臓病の食事について 腎臓病の食事

   腎臓病になると腎臓の働きにあわせた食事内容にして腎臓に負担をかけないことが基本となります。

  たんぱく質の摂りすぎは血液中の老廃物を増やし、その処理を受け持つ腎臓に重い負担をかけます。
  塩分や刺激物の摂りすぎは腎臓の機能を弱めてしまうばかりか、体内の水分と塩分のバランスを壊し、むくみと高血圧を
   引き起こします。
  エネルギーを十分に補給する。糖分と脂肪の摂り方が少ないと、体内に蓄えられているたんぱく質がエネルギーとして利用
   されるので、尿素や窒素などの老廃物が増えて、腎臓に負担をかけてしまいます。
  カリウムやリンの摂取を制限する。カリウムは筋肉や神経の正常な活動を助けるミネラルの一種ですが腎臓の機能が低下
   すると余分なカリウムを除去できなくなります。カリウムが体内に溜まると高カリウム血症を招き、不整脈や血圧の低下などを
   起こす場合があります。腎臓の機能が衰えるとビタミンDの生産が不十分となり、リンの排出も低下し、高リン血症となり骨が
   もろくなります。
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