腎臓病の食事療法　腎臓病の食事療法を簡単解説

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　腎臓病の食事療法について

　腎臓病の食事療法ではたんぱく質や塩分の摂りすぎは腎臓に負担をかけてしまいます。これらを制限することで弱っている
　腎臓を保護していきます。食事療法のポイントはたんぱく質を抑える、塩分を控える、カリウムの過剰摂取に気をつける、症状
　によって水分を制限するなどです。このように腎臓病になると「たんぱく質を減らさなければいけない」とよく言われますよね。私
　たちが生きていくうえで比重の大きな栄養素は脂質・糖質・たんぱく質とあり、これらは三大栄養素と言われています。脂質と糖
　質は身体を動かすエネルギーとして使われた後、二酸化炭素や水になって体の外へ出て行きます。しかしたんぱく質だけは私
　たちの身体を作るエネルギー（血や肉となる）として使われた後は老廃物となります。この老廃物を除去して体外に排泄するのが
　腎臓の仕事なので、弱った腎臓を出来るだけ使わないようにするためにたんぱく質の摂取制限が必要となってくるのです。

　食事でたんぱく質を減らした分、脂質と糖質で補う必要があります。ここで注意ですが減らすのはたんぱく質で、カロリーではあり
　ません。１日の摂取カロリーを減らすことなくたんぱく質を減らさなければいけないのです。

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