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夜間頻尿の原因

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夜間頻尿の原因


   
 夜間頻尿の原因について

 夜間頻尿の原因の1つは夜間に作られる尿量が多くなることです。本来、尿は日中に多く作られますが、加齢に伴って腎臓の
 働きが低下し、夜間に尿量が多くなり頻尿になってしまうんです(糖尿病や尿崩症-にょうほうしょう-などの病気が原因の場合
 もあります)。何かが原因で膀胱に溜めることができる尿量が減ってしまうと、少し尿が溜まっただけで尿意を感じるようになって
 頻尿になってしまいます。
 膀胱の容量が減る原因は、膀胱の筋肉が何らかの原因で過剰に収縮して、膀胱に少ししか尿が溜まっていないのに尿意を
 催す過活動膀胱になっていることや(女性に多く見られる)、排尿がうまくできなくなり、膀胱内に尿が残るためです(残尿があると
 新たに溜められる尿量が減ってしまうので頻尿になる)。
 また、夜間の冷えが頻尿を誘発していることもあるので、身体が冷えないようにしっかりと暖かくして寝ることがとても大事です。

 夜間頻尿とは就寝前にトイレを済ませていたにもかかわらず睡眠中に尿意を催すことによって目が覚め、2回以上トイレに行くことを
 言います。40歳以上の中高年者のうち8人に1人が夜間頻尿に悩まされています
 (年齢が高くなるにつれて夜間頻尿に悩まされている人の割合は高くなります)。
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