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捻挫の症状

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捻挫の症状


   
 捻挫の症状について

 捻挫の症状

 腫れ
 捻挫をすると捻挫をした箇所が腫れます。それは関節包靱帯を損傷しているからです。そのため、関節包靱帯の内面にある
 滑膜層が炎症を起こし、腫れてしまうのです。適切な治療を受ければ、腫れは引いてきますが治療が不適切だった場合は、
 腫れが慢性化してしまい関節軟骨が変形することもあります。

 痛み
 捻挫をした箇所を動かすと痛みが走ります。これは、関節が本来の機能を失っているために起きます。特に、捻挫の原因と
 なった時と同じ向きにひねると強い痛みが走ります。

 内出血
 損傷の程度によりますが、関節包靱帯やそれを補強する側副靱帯などが部分断裂を起こすと、その部分より出血を生じ、見た
 目にも青黒く皮下出血斑が広がっているのが確認できます。損傷がひどく断裂範囲が広い場合は一部の靱帯が修復されない
 まま萎縮して消失(変性)してしまうこともあります。


 捻挫とは
 関節は複数の骨が決まった方向・角度で動くように出来ています。その骨同士がくっついているのを支えている働きをしている
 のが靭帯という繊維性のベルトです。関節が、本来動ける範囲を超えて曲げられたり、伸ばされたりしたとき、関節を支えている
 組織である靱帯(じんたい)や関節包(かんせつほう)などに損傷がおこった状態を言います。
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