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リンパ浮腫とは

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リンパ浮腫とは


   
 リンパ浮腫とは リンパ浮腫とは

 リンパ浮腫になると腕や脚にむくみが生じます。症状は緩やかに進行するために、最初は少しむくんでいる程度で皮膚の色の
 変化や痛みもないため自覚症状がありません。しかし、放置しているとさらにむくんできて歩行が困難になったり、急に真っ赤
 になって熱をおびることがあります。


 リンパ浮腫はリンパ管、リンパ節ともに発育が悪いなどの理由で起こる生まれつきの先天性リンパ浮腫と、乳がん、子宮がん、
 前立腺がんなどの手術後に、リンパ節が切除または破壊されたために起こる後天性リンパ浮腫の二つがあります。


 先天性リンパ浮腫
 リンパ管の数が少なすぎて、すべてのリンパ液を処理できないために生じます。このリンパ浮腫はほぼ脚に起こり、男性よりも
 女性に多くみられます。通常、乳児ではリンパ液の量が少ないため、症状は出ませんが、成長してからリンパ液の量が増えて
 少ないリンパ管では処理しきれなくなってから、片脚または両脚に、徐々にむくみなどの症状が出始めます。浮腫はリンパ浮腫
 の最初の症状は足の腫れで、1日の終わりには靴がきつく感じるようになり、足の皮膚に靴の跡が残ることもあります。

 後天性リンパ浮腫
 先天性リンパ浮腫よりも多くみられ、乳がん、子宮がん、前立腺がんなどの手術の後に起こります。
 (がんの治療でリンパ節やリンパ管を切除するため)
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