頭皮の湿疹　頭皮の湿疹を簡単解説

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　頭皮の湿疹について

頭皮の湿疹

　頭皮の湿疹の原因として一番多いのは脂漏性湿疹（しろうせいしっしん）です。脂漏性湿疹というのは、皮脂腺がたくさんある皮膚の
　部分にできやすい湿疹のことです。頭部や、髪の毛の生え際、胸などに皮脂腺が多く集まっていますが、皮脂が過剰に分泌されると、
　カラダに常在する真菌等によって分解される過程で炎症が生じてしまいます。これが脂漏性湿疹という病気です。脂漏性湿疹は乳児
　と高齢者に発症することが多く乳児に発症した場合には「乳児脂漏性湿疹」と呼ぶこともあります。頭や顔に左右非対称の紅斑ができ
　、かゆみはあっても軽いといわれます。乳児と高齢者では発症の仕方が異なり、乳児の場合は、ひたいから頭にかけて強い発疹がで
　きますが高齢者の場合は眉の部分・鼻翼部分・口の周囲にできます。

　脂漏性湿疹の症状は頭皮や髪の生え際にできた場合、脂っぽいフケが多くなり、頭皮以外でも鼻の周囲などに脂っぽい薄いかさぶた
　のようなものを伴った紅斑が見られるのが特徴です。こうした症状は、皮膚が赤くなったり、皮膚がポロポロとむけたり、かゆみも伴うこ
　ともあります。

　頭皮の湿疹をそのまま放置すると、赤みもかゆみととに痛みを増してきます。さらに炎症が悪化すると毛髪の毛穴にまで波及し、
　湿疹の部分に抜け毛や脱毛を引き起こす恐れがあります。そうなるまえに皮膚科で治療を受けるようにしましょう。

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