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変形性股関節症の治療

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変形性股関節症の治療


   
 変形性股関節症の治療について

 変形性股関節症の治療法には大きくわけて保存療法手術療法の2つの治療方法があります。

 保存療法
 痛みに対して体重のコントロールや安静、杖の使用、温熱療法などの理学療法、湿布、塗り薬、痛み止めの内服薬などを用いた
 保存的治療を行います。股関節周囲の筋力トレーニングも関節の安定性を高めるのに有効です。

 手術療法
 股関節の重度の変形があり、日常生活に支障がある場合には、人工股関節手術が行われます。最近は、皮膚や筋肉の切開を
 最小限にする最少侵襲手術や、骨の切除を最小限にする表面置換型人工関節といった方法も取り入れられています。


 変形性股関節症は、脚の付け根(股関節)に痛みを感じるほか、腰やおしり、太もも、ひざなどに痛みを感じる疾患で、一般的に
 女性に発症する割合が多く、男性の4倍から5倍と言われています(男性より女性のほうが関節が緩く、筋力も弱いため)。変形
 性股関節症は、骨の表面を覆っている、関節を滑らかに動かす関節軟骨がすり減り、股関節が変形したり破壊されたりして、
 痛みを感じ動かしにくくなる疾患です。
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