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高血圧の原因と対策

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高血圧の原因と対策


   
 高血圧の原因と対策について 高血圧の原因と対策

 50歳代で2人に1人、60歳代で3人に2人、70歳代になると何と4人に3人の人が高血圧症とされています。高血圧の場合、
 全体の80%は原因が分からないと言われています。高血圧は2つに分類されていて、一次性高血圧と二次性高血圧に分
 けられます。本能性高血圧とも呼ばれる一次性高血圧は、検査をしても異常が認められず、原因が分かりません。二次性
 高血圧は、腎臓病やホルモン異常など、原因となる病気があるものを言います。
 こちらは、原因となる病気が治ると、高血圧も改善します。

 血圧を上げる要因

 運動不足
 運動をすると、血管が開いて血流が促されます。そうなると強い圧力がなくても、血流がスムーズになり、運動後には血圧が
 低下するようになります。 運動不足は、これらの逆の状態を招くので高血圧の原因となります。

 塩分の取りすぎ
 塩の中で血圧を上げる成分は、ナトリウムです。食塩の主成分は塩化ナトリウムなので、塩分の取りすぎが血圧を上昇させて
 しまうのです。 高血圧予防の代表的なものが、塩分摂取を抑えることです。塩分(ナトリウム)をとりすぎると、血液中の塩分濃度
 が上がらないように、水分で薄める作用が働きます。そのため体内の水分が多くなり、血液の全体量が増大し、血圧が上昇します。

 遺伝
 高血圧になりやすい体質は遺伝します。両親が共に高血圧の場合、子供が高血圧になる確率は約60%、片方の親が高血圧の
 場合は、約30%といわれています。両親とも高血圧でない場合は、子供が高血圧になる危険性は5%です。
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