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高血圧の予防

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高血圧の予防


   
 高血圧の予防について

 高血圧の予防法は減塩が重要とされ、食事療法として必ず実施されます。高い塩分の食事をとることは血液の量を増やし
 血管を収縮させるため、血圧の上昇につながります。私たち日本人の一日の平均塩分摂取量は11〜12グラムくらいなので
 すが、これは多く摂り過ぎで、1日の摂取量は6〜8グラムくらいを目指さなければいけません(例えばラーメン一杯には約8
 グラムの塩分が含まれているのでスープなどは全部飲み干さないように心がける)

 野菜や果物は一般的に、血圧を下げる作用があるといわれるカリウムが豊富なので積極的に摂るようにします。また、肉類の
 コレステロール・飽和脂肪酸は動脈硬化を進めることからも、毎日の食事は魚料理を基本としましょう。他にも食べ過ぎや偏食、
 運動不足、熱いお風呂に入らない(ぬるま湯にする)、肥満であるならダイエットをする、睡眠不足、トイレでのいきみ、喫煙、
 アルコールの過剰摂取、塩分の多い食品、甘い食べ物などに注意して毎日の生活を健康的に送ることもとても大切なことです。


 ちなみに日本人の4人に1人、4,000万人が高血圧といわれており、70歳以上で70%、50歳以上では40-50%、30-40歳台でも
 20%が高血圧と呼ばれるほど多い病気です。
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