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貧血と鉄分

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貧血と鉄分


   
 貧血と鉄分について 貧血と鉄分

 貧血とは、血液中に含まれるヘモグロビンの量が減少した状態のことです。酸素は、血液中のヘモグロビンによって、
 体内の隅々まで運ばれます。このような働きのおかげで、無数にある体内の細胞が酸素を取り込み元気に活動出来
 るのです。ヘモグロビンが減少すると全身が酸素不足になり、疲れやすい、めまい、動悸、息切れ、立ちくらみ、頭痛
 などの症状があらわれます。貧血の70%は、ヘモグロビンの重要な材料のひとつである鉄分が不足することによる
 鉄欠乏性貧血です。


 鉄分は吸収が非常に悪いミネラルで、食品から鉄分を摂取しても、実際に吸収されるのは、摂取量の約8%程度で、
 殆どが体外に排出されます。お茶やコーヒーに含まれているタンニンという成分は、鉄の吸収を阻害するので、さらに
 吸収率が悪くなります。(食事の前後は控えるようにしましょう)

 ちなみに貧血は男性より女性に多くて、成人女性の5人に1人は、鉄分不足による貧血といわれています。
 それは月経が主な原因となっています(月経時には、1回で約30mgの鉄分が失われるといいます)
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