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多汗症の原因

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多汗症の原因


   
 多汗症の原因について 多汗症の原因

 多汗症とはさまざまな原因により、エクリン汗腺という場所から多量の発汗が起きる症状のことで、手のひらや足の裏、
 わきの下や頭、顔と、限られた部位に、多量の汗をかく局所性多汗症と、全身にたくさんの汗をかく全身性多汗症があ
 ります。その原因について、最も一般的なものは、ストレスや緊張、不安などの精神的な問題から、手や足から大量の
 汗がでる精神性発汗型多汗症です。ストレスを感じたり、緊張したり、不安があると、私たちが制御することの出来ない
 自律神経のうち、交感神経の働きが強くなり、交感神経の働きが強くなると汗腺の働きが活発になり、汗が出やすくなる
 のです。


 中枢神経の異常や循環器疾患、代謝異常、内分泌異常などの病気により多汗症になることもあります。このような多汗症は、
 手のひらやわきの下などの局所的発汗ではなく、全身に起こることが多く、全身性多汗症に分類されます。またホルモンバラ
 ンスの崩れ自律神経に影響を及ぼして、多汗症になることもあります。

 ちなみに両親が多汗症を発症している場合は、子供も多汗症になりやすいとされています。 ただし多汗症になりやすい体質な
 だけで、体質的な面での遺伝は少なく必ずしも多汗症になるとは限りません。
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