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口腔がんの症状

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口腔がんの症状


   
 口腔がんの症状について 口腔がんの症状

 口腔がんとは、口の内部から喉の入り口までの口腔にできるがんのことで、舌にできる舌がん、舌と歯ぐきの間にできる
 口腔底がん、歯ぐきのにできる歯肉がん、頬の内側粘膜にできる頬粘膜(きょうねんまく)がん、口の天井部分にできる
 硬口蓋がんがあり、最も発生しやすいのは舌がんが多く、次に口腔底がん、歯肉がんが続きます。がん全体では、口腔
 がんは2%ほどと発生が少ないがんです。

 口腔がんは痛みを伴わないものが多く、特に早期がんでは潰瘍(かいよう)やびらん(粘膜のはがれや傷)のようないわゆる
 口内炎と区別がつかないことがあります。
口内炎は通常は長くても二週間程度で治りますが、持続するような場合には注意
 が必要です。

 初期症状は、出血や痛みを伴なうことないため、なかなか気付きにくいといわれています。硬いしこりが確認できた場合は、
 注意が必要です。中でも舌がんは、舌の先端や真ん中にはできにくく両脇にできることが多いので、硬いしこりがないか、
 定期的に確認するようにしましょう。その他、口が思うように開かなくなったり、しゃべりにくくなるという症状もあります。さらに
 口内炎がなかなか治らない場合や口の内側の粘膜が白くなったり、赤い斑点ができた場合にも、口腔がんの疑いがあります。
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