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肺がんの再発

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肺がんの再発


   
 肺がんの再発について 肺がんの再発

 肺がんの治療がうまくいき、がんが沈静化しても、数年後に突然がんが再発や転移して現れることがあります。この転移
 と再発は、一度肺がんにかかると、健常な方より発症する確立が高くなります。再発は治療後5年以内が多く、その中でも
 2年までの期間は要注意です。
(5年以上経ってからの再発は少ないため、この期間無事に過ごせれば、完治した可能性
 が高いといえます)。治療が終わったからと言って油断せず、定期的に病院で検査を受けておきましょう。

 T期(初期の段階)で手術した場合でも、およそ10〜20%の人が再発しているというデータがあります。再発する場合は、
 約80%が肺から離れた場所への転移(遠隔転移)で、脳・骨・肝臓・副腎、などが多いです。(遠隔再発が起きるということは、
 最初のがんの治療を行った時点で、すでにがん細胞が別の場所に移動していたということです)。

 再発したがん細胞は抗がん剤へ耐性をもってしまっていることが多いので、最初の治療の時よりも治療の効果が低くなって
 しまいます。再発した肺がんへの治療は、手術療法(外科療法)や放射線治療、また違う抗がん剤を利用したりします。
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