イギリスの国花


イギリスの国花は「バラ」

イギリスの国花は「バラ」だよ。この花が採用されたのは、1455年から1485年(1487年までとする見方もあり)にかけて続いた、国内の封建貴族が殆ど両派に分かれて戦った、王位継承をめぐる内戦が発端となっているんだ。

この内戦は、ヨーク家が白バラを、ランカスター家が赤バラをシンボルとして戦ったことから、後に「バラ戦争」と呼ばれているぞ。戦いは、赤バラのランカスター家ヘンリー・チュードルが勝利しヘンリー7世となり、白バラのヨーク家エリザベスを妻に迎えて新しい王家を作り終結。その際に、ランカスター家の赤バラの中にヨーク家の白バラを合わせ、融合もしくは和解を象徴させたチューダー・ローズを徽章としたよ。

チューダー・ローズは図案化したもので実在しないことから、その後、ランカスター家の赤色のバラがイギリスの国花となったんだ。