イスラエルの国花


イスラエルの国花は「オリーブ」

イスラエル東部にある都市「エルサエム」。ここは、ユダヤ教やキリスト教、イスラム教すべての聖地となっている場所で、そのさらに東郊にある海抜800メートルほどの小高い丘陵が「オリーブ山」と呼ばれ、古くからオリーブが栽培されていることから名付けられたんだ。

旧約聖書やギリシア神話で平和や勇気の象徴として登場し、人類最古の農作物のひとつといわれる「オリーブ」が、イスラエルの国花とされているよ。「オリーブ」は、葉っぱの表面は光沢のある濃い緑色で、裏は柔らかい短毛が密生していることから銀白色で、シンプルでとても美しい木なんだ。

白色の花はとっても小さくて、新く伸びた枝先に咲くよ。秋になると果実が熟して緑色から紫色になって、果肉を食べたり、絞ってオリーブ油としたりして、聖書の時代でも儀式などで盛んに使用されていたといわれているんだ。