コスタリカの国花


コスタリカの国花は「カトレア」

太平洋とカリブ海に面し、現在でも9つの活火山が活動していて、最も活発なアレナル火山では、闇夜に火花を散らしながら流れる溶岩がくっきりと浮かび上がり、神秘的な光景を見せてくれるんだ。

そんな躍動感あふれる常夏の国、コスタリカの国花は、中南米が原産地の「カトレア」だよ。洋ランの女王とも称されて、ほとんどの種類が良い香りをもち、華やかで美しい花を咲かせることで世界中で愛されているんだ。「カトレア」は、木の幹や枝、岩の上などで横這いになった茎の節から太い根を出して、張り付くように生活している着生ランと呼ばれる蘭のひとつだぞ。

コスタリカ国内で1800種もの種類が確認されていて、コスタリカ大学のランカスターガーデンという研究施設では、800種類もの蘭が栽培・研究されているんだ。