タイの国花


タイの国花は「ドーク・ラーチャプルック(ナンバンサイカチ)」

2009年、タイの象徴として国花象徴決定委員会が選定した国花は「ドーク・ラーチャプルック」。日本ではナンバンサイカチ、英語ではゴールデンシャワーと呼ばれていて、日光がよくあたり、乾燥した気候の中、夏ごろに真っ黄色の小さな花を長さ60cmほどの房のように垂らして満開に咲かせる、とても印象に残る美しい花木なんだ。

インドやスリランカが原産地のマメ科の植物だよ。タイ国内のどの地方でも育てることができて、すでに広く知られていることから選ばれたんだ。また、この花色‘黄色’がとても大切な色で、タイの国教である仏教の輝くような黄色を示しているようであり、タイ国王陛下がお生まれになられた月曜日の色でもあることも理由とされているよ。