トルコの国花


トルコの国花は「チューリップ」

カッパドキア岩窟群やトロイ遺跡など世界的に有名な世界遺産を有し、ヨーロッパ地域とアジア地域の交わるような位置にある国「トルコ」。そんなトルコを含めた中央アジア付近が原産地となっている「チューリップ」がトルコの国花だよ。

トルコでは「チューリップ」を赤い花という意味の「ラーレ」と呼んで、古くから愛されて親しまれてきたんだ。現在でも刺繍や絨毯の模様、日用品にもチューリップをデザインした模様が多岐に使われていて、日常生活になくてはならないほど溶け込んでいるぞ。

チューリップの学名「tulipa」は、16世紀にトルコ駐在の神聖ローマ帝国の大使が花の名前を尋ねたところ、現地の人が花の形を聞かれていると勘違いして頭に巻く「ターバン」を連想して、その意味の言葉「tulban(ツルバン)」と答えたのがはじめだとされているんだ。