ノルウェーの国花


ノルウェーの国花は「ヒース」

東側はスウェーデン、フィンランド、ロシアの国境に接し、西側は大西洋に面して、氷河によって作られたフィヨルドの景観や、真夜中にのぼる太陽の光景、北半分は北極圏に位置していることから冬期にはオーロラを観賞することができる、ノルウェー。この国の国花とされているのは「ヒース」なんだ。

この植物が自生している土地にちなんで、英語で「荒れ地」や「荒野」という意味で名付けられたよ。ヨーロッパ原産のものはマイナス15度にも耐えることができて、箒を逆さにしたようなやや低めの木に、淡い紅色や紅紫色、ピンク色の小さな花を3つずつ針のように細い小枝の先に咲かせていくんだ。

満開になると、葉っぱを覆い隠すようにびっしりと美しく咲き誇って、遠目からでもその彩を楽しむことができるよ。