ブータンの国花


ブータンの国花は「青いケシ」

1933年にイギリスの生物学者、ジョージ・シェリフによって東ブータンで発見された「青いケシ」。この植物が、ヒマラヤ山脈の東端に位置する仏教王国で、最後の秘境やシャングリラと評されるブータンの国花なんだ。

「青いケシ」は、名前の通り、ガラスのように薄い花びらが澄んだ青色もしくは紫色で、標高3,500メートルから4,000メートルもの高山のごつごつとした場所で咲く、美しい花だよ。

ヒマラヤ周辺でしか咲かないとされていること、自生する場所が中々訪れるのが難しい場所であることから、幻の花とも呼ばれているんだ。6月上旬頃から花が咲き始め、毎年、同じような位置で花を咲かせるよ。