ブラジルの国花


ブラジルの国花は「タベブイア」

大小270以上もの滝が連なって、轟音をとどろかせながら流れ落ちるイグアスの滝のあるイグアス国立公園や、パンタナール大湿原などの自然遺産をはじめとする世界遺産をもち、生命の宝庫と呼ばれるアマゾンの密林地帯までを有する国、ブラジル。

国花とされているのは、「タベブイア」というノウゼンカズラの種類の花で、特にこの植物の中でも黄色の花の種類が親しまれていて、現地では「黄色」を意味する「イペー」とも呼ばれているよ。

「タベブイア」は、ラッパのような形の花で、メキシコ北部からアルゼンチン北部まで分布している、大きいものだと背丈が30mにもなる樹木なんだ。澄み切った青空に映える鮮やかな黄色がとても美しいけれど、一日咲くと散ってしまう一日花と呼ばれる儚い種類の花なんだよ。