リトアニアの国花


リトアニアの国花は「ヘンルーダ」

ヨーロッパの北部にあるバルト海の東部に位置し、国土の98パーセントが森林と農地に覆われたリトアニアの国花は、「ヘンルーダ」とされているよ。

リトアニアの首都ヴィリニュスは、ヨーロッパ最大の規模の旧市街で、細かく迷路のように入り組んだ町並みにはゴシック様式やルネッサンス様式、バロック様式など歴史溢れる建造物がまだ数多く残されて、1994年にはユネスコの世界文化遺産に登録されているんだ。

この国の国花「ヘンルーダ」は、とっても強い独特の香りをもったミカン科の乾燥地を好んで生育するハーブのひとつ。ヨーロッパ南部一帯に分布しているぞ。古くは他のハーブなどとともに衣類の棒中に使ったり、魔除けや料理の風味付けにも利用されていたんだ。

夏頃に咲く小さな黄色い花は、一枚一枚の花びらをよく見ると縁が波打っていてくしゅっと縮れたようになっているぞ。50cmから100cmの大型の背丈にまで伸びて、素朴で自然な風景を楽しむことができる植物だよ。