群馬県の県花


群馬県の県花は「レンゲツツジ」

昭和26年3月、群馬県の県花として制定されたのは、5月から6月中旬頃になると山を燃えるような夕焼け色に染め上げる、日本原産の固有種で、ツツジと同じ仲間の植物「レンゲツツジ」だよ。

県を代表する山で上毛三山に数えられる赤城山や榛名山、奥軽井沢とも呼ばれる浅間高原が群生地なんだ。とくに、武尊(ほたか)牧場は昭和33年に群馬県の天然記念物に、湯の丸高原は昭和31年に国の天然記念物として指定を受けていて、開花期には日本最大規模ともいわれる約60万株のオレンジ色のレンゲツツジが可憐に咲き誇るぞ。

群生地は登山やハイキングなどで手軽に楽しむことができるから、開花時期になるとぜひ訪れてみたいスポットとして人気なんだ。