岐阜県の県花


岐阜県の県花は「れんげ草(ゲンゲ)」

北部には標高3,000mを超える山々が連なり、南部には名水100選にも選ばれる清流が流れる岐阜県。そんな岐阜県の県の花として昭和29年3月に制定されたのは「れんげ草(ゲンゲ)」だよ。

NHKが放送開始30周年を記念して行った、全国都道府県の「郷土の花」を公募で選ぶ事業によって選ばれたことがきっかけとなったんだ。

先端が紅紫色に染まった白色の小さな花びらを、茎の先端にぐるっと一周つけた可愛らしい花が、明るい春の日差しの中、優しく花開くんだ。「れんげ草」は、古くから、空気中の窒素を土の中に取り入れる作用があることから収穫後の田畑の緑肥として利用したり、ミツバチの蜜源植物としても用いられることで知られていて、岐阜県は「レンゲ草」の主産地となっているぞ。