鳥取県の県花


鳥取県の県花は「二十世紀梨の花」

鳥取県の県の花は、県の産業、生活などに関係が深く、県内各地のどこでも見られて県民に広く愛され親しまれていることから、「二十世紀梨の花」が昭和29年に選ばれたぞ。

また、NHKが放送開始30周年を記念して、植物友の会や全日本観光連盟、日本交通公社の共催で公募で全国都道府県の「郷土の花」を選んだ事業で選ばれたこともきっかけとなったんだ。

現在では全国1位の生産量を誇り、100年以上栽培されている、歴史ある梨の代表的な品種「二十世紀梨」は、明治37年、千葉県から10本の苗木が持ち込まれたことがはじまりだよ。

このときの梨の木は、鳥取市桂見の「とっとり出合いの森」でまだまだ元気に実をつけているんだ。甘味成分だけではなく、酸味成分のリンゴ酸やクエン酸も含んでいて、夏バテ気味の体にはもってこいの果実。果実が出回る時期には、ぜひ手に取って食べてみてね。室温で保管して、食べる2〜3時間前に冷蔵庫に入れてほのかに冷やすのが美味しく食べられるコツだよ。