徳島県の県花


徳島県の県花は「すだちの花」

レモンより豊富なビタミンCをもち、二つに切って焼き魚やお豆腐に絞ったり、果皮をすりおろして薬味としたり、料理を引き立てる名脇役としてだけではなく、お酒や飲料に利用したりと、独特の酸味とさわやかな香りをもった「すだち」の花が徳島県の県の花なんだ。

昭和49年10月4日に指定されたよ。みかんと同じ仲間の植物で、5月中旬頃に白い小さな花を咲かせる「すだち」は徳島県が原産地で、今では全国生産量のほぼ100%を占めているんだ。よく見かける緑色の果皮はまだ未熟な状態で出荷されるからで、完熟になるとみかんと同じようにオレンジがかった黄色になるぞ。