沖縄県の県花


沖縄県の県花は「デイゴ」

沖縄県の県の花「デイゴ」。枝いっぱいに咲かせる燃え立つような深紅の花の色が情熱の島、南国沖縄のイメージそのもので、観光資源としての効果が高いことや、材が非常に柔らかくて軽く、乾燥しても裂け目ができないことから琉球漆器の原材料にもなっており、経済的価値も高いという理由から、1972年10月26日に県の花として制定されたよ。

「デイゴ」はインドやマレー半島が原産地のマメ科の植物で、3月から5月頃になると、小枝の先端に穂のような姿をした花房を出して、付け根の方から順に咲かせていくんだ。高さは10mほどにもなり、とっても根の力が強いから、街路樹や公園などの風致木として広く利用されて、県内各地で見ることができるよ。