2月11日の誕生花はイベリス

-　花の解説　-

イベリスの中でも、宿根草で年間通して緑の葉がつき、乾燥や寒さにも強いこのセンペルビレンス種の人気が一番高いけれど、秋に種を播いて５月頃に花を咲かせる一年草のヒアシンスフラワーと呼ばれるアマラ種や、花色の多いウンベラータ種も多く栽培されているよ。花は４枚の白い花びらのうち外側２枚が大きい形で、その小花がたくさん集まって半球状の房を作り、さらに株一面にいくつも房をつけるから、茎やあまり目立たない細長い葉を覆いつくしてそこだけで満開の花畑のようになるんだ。品種改良されたものに淡い紅色のものや、葉に斑が入っているものがあって、花期が長くてこんもりとした姿が花壇に植える花としてよく好まれて利用されているんだ。