6月30日の誕生花はコモンセージ

-　花の解説　-

日本には江戸時代に薬用として輸入された、毎年花を咲かせる多年草だよ。セージの中でもコモンセージは殺菌作用が高くて古くから薬用にされていたほか、今は香辛料として料理に使うと味に深みを与えてさらに消化も助けてくれるから、とても重宝されているんだ。ハーブとして利用される葉は、灰色がかった緑色をした長細い楕円形で表面はざらついていて、すっきりとさわやかな香りをしているよ。花壇などに生えている葉でもちょっと触ってみれば良い香りを楽しむことができるから、見つけたらそっと優しく試してみてね。茎の先端部に紫色の蝶の形をした花びらを持った花を稲穂のような形につけるよ。同じ仲間に葉の色が変わっている‘ゴールデンセージ’、‘トリコロールセージ’、‘レッド（パープル）セージ’があって、同じように利用できるんだ。