10月17日の誕生花は胡蝶蘭

-　花の解説　-

高価な植物で、相応に気品あふれる姿からプレゼントなどにも喜ばれる「胡蝶蘭」。その原種は50種類ほどあるけれど、現在お店などに並んでいるほとんどが改良された品種で、花色や花の形が違うものが数多くあるよ。短い茎に肉厚の楕円形をした緑色の葉っぱを交互に生やし、上から2枚目ほどの広めの葉っぱの間から、長く細い花専用の茎を出して先端部に10個から30個の蝶に似た大きく美しい花をつけるんだ。花色は白色、黄色、ピンク色、緑色などで、ひとつの花は1か月ほど咲き続けてくれるよ。左右の花びらの幅は広く、下の花びらは唇のような形で、奥は黄色みを帯びてその上に赤茶色の斑紋がついているんだ。特徴的なのは、下側の花びらの先端が左右に巻きひげのようにシュルンとしているところだよ。