11月12日の誕生花はエラチオールベゴニア

-　花の解説　-

イギリスのヴィーチ社が発表した当時は性質が弱かったエラチオールベゴニアは、その後、西ドイツのオットー・リーガー氏によって病気や暑さにも強い品種に改良されたことから「リーガースベゴニア」と呼ばれることがあるよ。茎が立ち上がる種類で、四季咲きと冬咲きの球根ベゴニアを掛け合わせたから、真夏を除いた周年球根ベゴニアを受け継いだ美しい花を楽しむことができるんだ。花は八重咲きが一般的だけれど、半八重や大輪の一重咲きもあり、花色も赤、黄色、ピンク、オレンジ、白色などバリエーションが豊富なうえに、毎年新たな品種が作られているよ。外での日向ぼっこが好きで、室内の柔らかな光では花が落ちてしまうことがあるけれど、夏の直射日光が当たるときは風通しの良い場所へ移動してあげてね。よく分枝して茂ること、葉が水分を保てるようにできていることから梅雨の時期の蒸れに弱くて、腐ったり病気になってしまうことがあるから、土が乾いたら直接表面にお水をあげてね。