釣り用語 キャッチアンドリリース

キャッチアンドリリース

釣った魚を再放流すること。キャッチ(釣った)した魚をリリース(放す、逃がす)すること。水産資源保護・自然保護・生態系保護を目的にする場合が多い。釣りの過程を楽しむフィッシングスタイルでルアーやフライフィッシングのようなゲームフィッシングによく使われる言葉だが海釣りなどでも小さい魚やうれしくない外道などはキャッチアンドリリースをする。釣られた魚は体力をかなり消耗しているのでリリースする際は魚が自力で泳ぎだすまで両手で魚体を支える必要がある。
しかしキャッチアンドリリースには賛否両論有りうろこが剥がれ傷ついた魚体や針が刺さった傷口から雑菌が入り、リリースした後魚が死んでしまうケースもかなりある。さらにブラックバスやブルーギルなど日本古来の生態系に悪影響を与えるとされる特定外来種は県によってはキャッチアンドリリースを禁止している。

ちなみにキャッチアンドイートとは釣った魚はキープし持ち帰って食べること。
当サイトでは魚釣りの入門的な用語からちょっとマニアックな用語まで、できるだけ簡単に分かりやすく紹介しています。投げ釣りからフカセ釣り、渓流釣り、ルアーフィッシング、ブラックバス釣り、アユ釣りまで幅広いジャンルの釣り用語が満載です。中国には次のような釣りに関することわざがあります。「一時間幸せになりたいなら酒を飲みなさい。3日幸せになりたいなら結婚しなさい。一生幸せになりたいなら釣りをしなさい」このことわざが意味するように釣りは一生楽しめる趣味の王様です。私自身幼少の頃より釣りをたしなみ、数十年たった今も時間を見つけては釣り糸をたらしています。幼い頃に抱いていたドキドキする気持ちを今も変わらず持ちながら。これから魚釣りをはじめようとする方は是非この用語集を活用して知識を深め、釣りをよりいっそう楽しいものにしてください。どのような分野にも専門的な言葉があるように、魚釣りにおいても釣りをする人にしかわからない言葉がたくさんあるので、釣りの雑誌を読んでチンプンカンプンにならないよう必要最低限の用語はしっかりと、そして楽しく覚えてしまいましょう。