釣り用語 サゴシ

サゴシ

スズキ目サバ科の魚。頭と口先がとがり歯が鋭く胴体が比較的細長い魚体で、背の部分に多数の青褐色の斑紋が並んでいるのが特徴。体長1mに達する大型魚で、日本から東シナ海の沿岸海域に生息しており、特に、瀬戸内海で多く漁獲されている。スズキなどと同様出生魚でヤナギ(70センチくらいまで)→サゴシ(50センチくらいまで)→サワラ(50センチ以上)と呼び名が変わっていく魚。産卵は4月から6月。1月、2月の脂ののった”寒サワラ”は美味。


出生魚とは
成長するにしたがって呼び名がそれぞれ変わる魚のこと。
ヤズ→ハマチ→ブリ、セイゴ→フッコ→スズキ、オボコ→イナ→ボラ→トド、チンチン→カイズ→クロダイなど。
当サイトでは魚釣りの入門的な用語からちょっとマニアックな用語まで、できるだけ簡単に分かりやすく紹介しています。投げ釣りからフカセ釣り、渓流釣り、ルアーフィッシング、ブラックバス釣り、アユ釣りまで幅広いジャンルの釣り用語が満載です。中国には次のような釣りに関することわざがあります。「一時間幸せになりたいなら酒を飲みなさい。3日幸せになりたいなら結婚しなさい。一生幸せになりたいなら釣りをしなさい」このことわざが意味するように釣りは一生楽しめる趣味の王様です。私自身幼少の頃より釣りをたしなみ、数十年たった今も時間を見つけては釣り糸をたらしています。幼い頃に抱いていたドキドキする気持ちを今も変わらず持ちながら。これから魚釣りをはじめようとする方は是非この用語集を活用して知識を深め、釣りをよりいっそう楽しいものにしてください。どのような分野にも専門的な言葉があるように、魚釣りにおいても釣りをする人にしかわからない言葉がたくさんあるので、釣りの雑誌を読んでチンプンカンプンにならないよう必要最低限の用語はしっかりと、そして楽しく覚えてしまいましょう。