釣り用語 サバの生き腐れ

サバの生き腐れ

サバが他の魚より腐敗するのが早いという意味。サバの持つタンパク質分解酵素が強いため、死ぬとすぐに自分の体を分解し、腐敗菌の虜になり易いため。また、その過程でヒスタミンという成分が生じて、生で食べると、人によってはジンマシンが出ることがある。つまり一見新鮮そうに見えても、内部が傷んでいることがあるから、生で食べるのは気を付けようという意味。生きているサバが腐っているというわけではない。


サバとは
世界中の暖海に広く分布し、日本全域で見られる。春から夏にかけて北上し、秋から冬は南下。海面の表層近くを大群となって回遊する。産卵期は3月から8月。最大50pを超し、脂の乗りの良い秋が旬である。旬の時期のサバは「秋サバは嫁に食わすな」といわれるほど格別においしい。
当サイトでは魚釣りの入門的な用語からちょっとマニアックな用語まで、できるだけ簡単に分かりやすく紹介しています。投げ釣りからフカセ釣り、渓流釣り、ルアーフィッシング、ブラックバス釣り、アユ釣りまで幅広いジャンルの釣り用語が満載です。中国には次のような釣りに関することわざがあります。「一時間幸せになりたいなら酒を飲みなさい。3日幸せになりたいなら結婚しなさい。一生幸せになりたいなら釣りをしなさい」このことわざが意味するように釣りは一生楽しめる趣味の王様です。私自身幼少の頃より釣りをたしなみ、数十年たった今も時間を見つけては釣り糸をたらしています。幼い頃に抱いていたドキドキする気持ちを今も変わらず持ちながら。これから魚釣りをはじめようとする方は是非この用語集を活用して知識を深め、釣りをよりいっそう楽しいものにしてください。どのような分野にも専門的な言葉があるように、魚釣りにおいても釣りをする人にしかわからない言葉がたくさんあるので、釣りの雑誌を読んでチンプンカンプンにならないよう必要最低限の用語はしっかりと、そして楽しく覚えてしまいましょう。