タイ虫
標準和名はアカムシ。非常に高価なエサで100グラム4000円〜7000円する。カキ虫と違い体長は1メートル近くまで成長する。色はオレンジ色で名前通り、大型マダイの特効エサで身切れしにくい。他にも、クロダイ、カレイ、アイナメなどさまざまな魚に使える万能エサ（ホンムシより集魚力がある）。岸から投げ釣りでマダイを狙う時や、船釣りでのぶっこみ釣りでよく使われる。このエサは非常に弱りやすく、直射日光、真水は避けるべき。タイ虫は紫色の体液が出る。この体液が手につくと数日は取れない。岩や石、砂が混じった場所に生息している。手掘りで取ることも出来るが、生息している場所が限られており、しかも逃げ足が速いので採取は非常に難しい。
カキ虫とは
体色と頭の形と体のぬめりはタイ虫に似ている。体は細く体長は5センチ〜15センチ程度。指で触ると、タイ虫と同じく体液で指が紫色になる。養殖用の牡蠣イカダに生息している。牡蠣の収穫期でないと入手できない。
ホンムシとは
標準和名はイワムシ。体長１５センチ〜25センチで体色は赤みがかった肌色もしくは褐色。身が硬いので遠投することが出来る。青虫と同じく万能エサで、アイナメ、マダイ、カレイ、チヌ、スズキを狙って使用する。地方名はマムシ、イワムシ（岩の隙間でとれたもの）、アオクラなどがある。
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