釣り用語 イ貝

イ貝

ムラサキイガイのこと。イガイ目・イガイ科に属する二枚貝の一種。地中海が原産で大正時代に日本に移入された。全国の内湾に発生する。岸壁・船底・ロープなどに付着しており岸壁の殆どは夏後には死んでしまうが、大型のものが越冬するものもいる。ムール貝ともいわれヨーロッパでは昔から食用とされ、現在では日本でも洋食の食材とされるようになった。食べることもできる。磯等に着いている表面がザラっとした硬い曲がった形のものは「イガイ」で別種。チヌの主食で落し込み釣りの代表的なエサ。一枚掛け・房掛け(団子)・むき身にして使用する。ムラサキイガイは二枚貝のうちでも貝毒を蓄積しやすく、麻痺や下痢などの食中毒を起こすことがある。日本国内の場合、商品として出荷されるものは検査されているので、売られているものを食べる場合は危険性が少ないが、天然のものを食用とする場合は注意が必要である。貝毒は4月から5月にかけて発生しやすい。
当サイトでは魚釣りの入門的な用語からちょっとマニアックな用語まで、できるだけ簡単に分かりやすく紹介しています。投げ釣りからフカセ釣り、渓流釣り、ルアーフィッシング、ブラックバス釣り、アユ釣りまで幅広いジャンルの釣り用語が満載です。中国には次のような釣りに関することわざがあります。「一時間幸せになりたいなら酒を飲みなさい。3日幸せになりたいなら結婚しなさい。一生幸せになりたいなら釣りをしなさい」このことわざが意味するように釣りは一生楽しめる趣味の王様です。私自身幼少の頃より釣りをたしなみ、数十年たった今も時間を見つけては釣り糸をたらしています。幼い頃に抱いていたドキドキする気持ちを今も変わらず持ちながら。これから魚釣りをはじめようとする方は是非この用語集を活用して知識を深め、釣りをよりいっそう楽しいものにしてください。どのような分野にも専門的な言葉があるように、魚釣りにおいても釣りをする人にしかわからない言葉がたくさんあるので、釣りの雑誌を読んでチンプンカンプンにならないよう必要最低限の用語はしっかりと、そして楽しく覚えてしまいましょう。