釣り用語 イカナゴ

イカナゴ

沖縄をのぞく日本各地に分布。朝鮮半島。内湾の砂底に生息している。細長い体をしており、吻は尖り、下顎が突出している。腹鰭を持たない。体側に斜めに走る皮褶を、160〜180持っている。また体側腹縁にも1本の皮褶が縦走する。プランクトン食性で、サビキで釣れたりするが、ふつうは釣ることはできないが魚釣りをする上で幼魚が餌として使用される。瀬戸内海産で全長16cmになるが、北海道では23cm以上になる。水温15度を超えると砂の中に潜り「夏眠」する。瀬戸内海では、この幼魚の佃煮を「くぎ煮」と呼ぶ。


サビキとは
胴突き仕掛けのハリに、餌が付いてなくとも魚が食いつくような工夫を施したもの。主にイワシ・アジ・サバ等を効率よく釣るために考案された仕掛け。ハリに餌をつけなくても良いので、一見手間のない釣りのように感じるが、寄せ餌であるアミエビをつめたり、魚をハリから外したり面倒な一面がある。
当サイトでは魚釣りの入門的な用語からちょっとマニアックな用語まで、できるだけ簡単に分かりやすく紹介しています。投げ釣りからフカセ釣り、渓流釣り、ルアーフィッシング、ブラックバス釣り、アユ釣りまで幅広いジャンルの釣り用語が満載です。中国には次のような釣りに関することわざがあります。「一時間幸せになりたいなら酒を飲みなさい。3日幸せになりたいなら結婚しなさい。一生幸せになりたいなら釣りをしなさい」このことわざが意味するように釣りは一生楽しめる趣味の王様です。私自身幼少の頃より釣りをたしなみ、数十年たった今も時間を見つけては釣り糸をたらしています。幼い頃に抱いていたドキドキする気持ちを今も変わらず持ちながら。これから魚釣りをはじめようとする方は是非この用語集を活用して知識を深め、釣りをよりいっそう楽しいものにしてください。どのような分野にも専門的な言葉があるように、魚釣りにおいても釣りをする人にしかわからない言葉がたくさんあるので、釣りの雑誌を読んでチンプンカンプンにならないよう必要最低限の用語はしっかりと、そして楽しく覚えてしまいましょう。