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低体温症

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低体温症


   
 低体温症とは 低体温症


低体温症とは、平熱の温度が極端に低いことです。身体の中で行われる上で必要な体温36.0度に満たない状態を
低体温症と呼びます。低体温になってくると、身体が冷えるばかりではなく、病気になりやすい身体になってしまいます。
代謝自体が悪いため、食事や生活習慣によって体質を改善していくことが必要です。低体温だと、酵素の働きが低下
するため、新陳代謝が悪くなり、免疫力も低下し、病気になりやすくなります。体温が1℃下がると、免疫力低下、
基礎代謝低下、体内酵素活性の低下といわれています。
何が原因なんですか?


低体温症の主な原因は生活習慣です。血液の流れが悪くなることは、全て低体温につながります。
冷房の効き過ぎている環境、食生活、運動不足による筋肉の不足やストレス、ホルモンのアンバランスなども
低体温症の原因となります。ストレスは、血管に大きく影響し、自律神経の働きを悪くしてしまいます。
神経のバランスが乱れると、低体温となり症状を改善することも難しくなります。
50年前の日本人の平均体温は、36.9度ですが、現在の平均体温は、36度前後と約1度近く
低くなっています(女性の40%、男性は25%が低体温症との統計があります)。


体温別の各症状
36.5〜35度
意識は正常ですが、細かい手の作業ができなくなり、寒気を訴え、体のふるえが起こり始めます。
初期症状は疲労状態と似ていますが、このような症状も出てきたら、低体温症を疑いましょう。

35〜33度
無関心状態、口ごもる話しぶり、ふるえ最大、すぐ眠る、歩行時によろめく。

33〜32度 
逆行性健忘、意思不明、会話が遅い、閉じこもる、運動失調。

31〜30度
錯乱状態。支離滅裂。しだいに応答しなくなる。震え停止。歩行や起立は不可能。
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